02. 10
FEBRERO
ENERO 2001
あっちょんぶりけ!!

昨季、リーガ・エスパニョラ2B:ロルカでプレーしていたポルトガル国籍を持つブラ汁人選手:ジュシラン・ロドリグェス・ギルが、実は全くの別人だったことが判明。本名ゲオリアン・ゴメス・バストスというブラ汁人が、既に死亡しているギルのポルトガル市民権を利用し、死人になりすましてムルシアでプレーしていたらしい。何も知らずに雇用していたロルカ会長サントス・マルクェス会長は、只今顔面蒼白でヨレヨレ。

サントス・マルクェス会長 「私はギル、いやバストスという男がパスポートを偽造していたとは夢にも思わなかったし、ずっとギルという選手だと思ってたんだ。どの書類を見ても、ブラ汁人だということに疑いはなかった」

AS紙は、「EUパスポートを680万ペセタで売りまっせ」というWEBサイトを発見したらしい。このサイトで販売されているのは1年または10年有効のEU加盟国パスポートで、約420万円を前払いすると、6〜7週間で届くらしい。しかも、EU内の運転免許証がオマケでついてくるそうな。

エージェント:アントニオ・ロセッリーニ 「ブラ汁を始め南米では、金さえあれば何でも買える。新しいパスポートだって買えるよ。私は数え切れない数の選手にパスポートを斡旋したよ。何の問題もない」

ラシン・サンタンデルの申立を受けたリーガ・エスパニョラは、UDラス・パルマスのポルトガル旅券所有ブラ汁人バイアーノ&アルヴァロに対して、一時的に資格停止の仮処分をした模様。ラス・パルマスは、腐乱巣やイタリ屋で偽造パスポートが問題になったため、1月31日づけで2人を急遽EU外に登録し直していたのだった。

バイアーノ 「オレはEU内選手として登録してもらうつもりはなかった。そのことでクラブと話をした時、オレにポルトガル人の爺婆がいるってんで、パスポートを取ろうと言われたんだ」
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書類は隅から隅まで確かめてから

UEFAから「偽造書類は断固処分せよ」とのお達しを受けて、陰愚乱度FA、ドどイツ蹴球連盟も多重国籍選手のパスポートの調査に着手した模様。ブンデスリーガ1の二重国籍選手は、ヴェルダー・ブレーメンFWクラウディオ・ピサーロ(ペルー)、バイエルン・ミュン変FWロクェ・サンタ・クルス(パラグァイ)、バイヤー04レーファークーゼンMFディエゴ・プラセンテ(アル全珍)など16名。

DFBオフィシャル:フォルカー・ニックヒェン 「我々は全てのクラブに要請した。外国籍選手に関する書類を全て提出するようにと」

ヴェルダー・ブレーメンSDクラウス・アロフス 「我々に提出されたピサーロの書類は、全て本物であると信じている。

FA会長ゴードン・テイラー 「エージェントが金を稼ぐために組織した闇組織があるのは確かだ。労働許可が下りない筈の選手をごまかすための組織が。大金が動く世界では、エージェントは何だってするものだ。東欧や南米やアフリカよりも、西欧の方が稼ぎがいいのは確実だ。今回の調査で、クラブが偽造旅券を承知でプレーさせているのが発覚すれば、それは犯罪だ。断固として処分を言い渡すよ」

UEFA副会長アントニオ・マタレーゼ 「この問題は狂牛病よりタチが悪い。これ以上蔓延する前に、早急な措置を講じねばならない」

勝点剥奪の危機に直面しているインテル・へぼへぼ監督マルコ・タルデリ
「早くパスポート問題を解決して欲しい。クラブにペナルティを課すなんて馬鹿馬鹿しい。パスポートを持っているのは選手個人で、クラブじゃない」

ウルグァイに帰国したインテル・へぼへぼFWアルバロ・レコバに、イタリ屋大使館から就労ビザが交付されたらしい。リーグ側から処分がなければ、EU外選手として出場可能(インテルは偽造旅券疑惑で勝点剥奪などの処分の可能性があるザンス)。因みに、セリエAの外国籍選手182名中100人以上がEU内外国人、約40名が多重国籍者。
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安易に風邪薬を飲んではいけない

昨年10月、練習試合中に倒れて死亡したディナモ・ブクレシュテイMFカタリン・ハルダンの死亡原因を調査していたルーマニ屋蹴球連盟は、結局「死因不明」という結論に達した模様。死亡診断書には心臓発作と書かれるらしい。ルーマニ屋では、99年にもアストラ・プロイセシュティのステファン・ヴラビオルが試合中に死亡している他、ここ数年で4人の選手が練習中や試合中に原因不明のまま死亡している。

反薬物委員会イオアン・ドラガン 「直接の死因はわからない。法医学研究所は、明確な診断を下さなかった。ハルダンは、恐らく心臓発作で死亡した。しかし、それも確かではない」

スットコ乱度FAは、オールド・ファーム(グラスゴウ・ダービー)の主審を外国人に任せようと思っているらしい。セリエAから主審を借りてきて、代わりにスットコ乱度プレミアシップの主審がセリエに行くという物々交換を交渉中だとか。審判に過剰な圧力がかかる一触即発のオールド・ファームで、暴動を起こさせないようにするための努力は涙ぐましいですな。
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2002のチケット、バカみてーに高ぇよな

2006W杯開幕戦用のミュンヘン新スタジアムは、結局郊外に建設されることになった模様。現在の候補地は5箇所で、この夏に正式決定する予定。建設費用はバイエルン・ミュン変とTSV1860ミュンヘンが折半するらしい。因みに、決勝戦は、現在改修中のベルリン・オリンピック・シュタディオン。

オーストラリ屋蹴球連盟は、2月21日にカリフォルニアで行われる予定だったメヒコとのフレンドリ・マッチを、メヒコ側が調整に手間取ったために中止。また、ウェールズとのテストマッチも中止。フランク・ファリーナ監督は、「このままでは調整試合なしでW杯予選に臨まねばならない」と嘆いているらしい。

インド蹴球連盟は、元インド代表MFスクウィンダー・シングを代表監督に任命。

コンゴ蹴球連盟は、2002W杯予選から撤退した模様。内戦の後で経済的に非常に苦しいため。これにより、今後の試合結果は全てコンゴの不戦敗となるらしい。コンゴが入っていたのはアフリカ地区Group-D=チュニジア、コート・ディボワール、マダガスカル、DRコンゴ。

CNN-SIがWEB上で行っている「2002W杯主催国はどっちが上か」というアンケートによると、79%が韓国の方が成績がいいだろうと答えている模様。一方、ハポンは21%。これが世界の目ザンスね。
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出て行く理由がないもので

アヤックス・バルセロナ行きが取り沙汰されていたASローマ監督ファビオ・カページョは、結局ローマと契約延長で合意するらしい。すんげー豪華なサラリーらしいぞ。

アヤックス・バルセロナのスカウト:カルロス・レシャックが、オリンピック・リヨンのブラ汁人DFエヂミウソンに興味津々らしい。買いなさい、アンタの見立ては大したことないから(笑)。リヨンの言い値の1900万ドルなんて、バルサにゃ安いもんでしょ。

アスレティック・バスクは、アヤックス・バルセロナに大敗したショックから、昔空を飛んでいたオランダ人を、ゼネラル・マネージャーに据えるという荒療治を考えてみたらしい(笑)。

元ドどイツ代表DFロータ・マテ公とオーストリ屋で会うことになっていたアイントラハト・フランクフルトだったが、会えずに終わったらしい。マテ公は風邪で唸ってんだってさ(爆笑)。鬼の霍乱とはこのことだな。

ダービー・カウンティのナイジェリ屋代表DFタリボ・ウエストが、あ〜れ〜ミランからのローン期間を今季末まで延長。

チャールトン・アスレティックDFカール・ティラー30歳がバーミンガム市へ移籍。契約は1カ月のローン。ワンポイント・リリーフってやつですか。因みに、こいつの移籍金は50万ポンド程。

アストン・ヴィラのイスラエル人DFナジワン・グライェブが、古巣ハポエル・ハイファに移籍。
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今日のオレサマ、やる気なし(ごめん)

レアル・サラゴサのアル全珍人FWファン・エドゥアルド・エスナイデルが、筋肉を傷めて全治2週間。また、スヴァーリェ人DFガリ・スングレンも左膝を傷めて全治1カ月。

エヴァートン戦で肋骨を傷めていたマンチェスタ連合MFポール・スコールズは、来週のチャンピオンズ・リーグ:バレンシア戦で復帰する模様。

花組のポルトガル代表MFラクダさんが、コッパ・イタリ屋で負傷したらしい。牛乳屋戦はお休みザンス。

あ〜れ〜ミランは怪我人続出中。コッパ・イタリ屋の花組戦でDFアレッサンドロ・コスタクルタが負傷し、全治4週間。DFパオロ・マルちゃんビームが筋肉損傷、MF出目トリオ・アルベルティーニが右膝の腫れ、おデンマーク代表MFトマス・ヘルヴェクが膝の治療中で、皆さん練習は別メニュー。更に、アル全珍人MFホセ・チャモは太腿を傷めて全治2週間、フェルナンド・カルロス・ドロンド・ネーリジェンナーロ・ガットゥーソも使用不能。

トマス・ヘルヴェク 「まるで戦場だね…でも、皆冷静にならなきゃいけないよ」

左足を傷めたASローマMFクリスティアーノ・ザネッティは、ボローニャ戦を欠場する模様。
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一寸先は闇

ショボショボなパリ・サン・ジェルマン監督ルイス・フェルナンデスは、「辞めんもんね」と強気なコメント。この男、実はエスパーニャ生まれだったりする。

ルイス・フェルナンデス 「ギャンガン戦の敗北は受け入れ難い。私の任務はクラブに留まることだ。私はクラブの一部であり、諦めるつもりは毛頭ない。PSGはまるで会社みたいでね、20年勤めろと言われれば、そうする準備はできている。リヨンやランス、オリンピアコ巣からオファーがあったが、PSGに決めるのに2時間しかかからなかった。パリは私のチームであり、家族なんだ。ここにいることを誇りに思うし、幸せに思っている。このクラブに大きな野望があるんだ。辞めるわけがない。チャンピオンズ・リーグ?諦めるわけがないだろう。チームには全幅の信頼を持っているんだ…何とかせんとなぁ」

コリンチャンス監督に納まった元ブラ汁代表監督ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴが、公式戦に登場。最近受けた足首のオペのために松葉杖をついていたものの、やっぱりアルマーニのスーツを着用していたらしい。

ドどイツのプロ選手662人が選ぶプレーヤー・オヴ・ジ・イヤー2000に、バイエルン・ミュン変MFメーメト・ショルが選ばれたらしい。得票数は151票。次点はバイヤー04レーファークーゼンMFミヒャエル・バラック:139票、3位はバイヤー04レーファークーゼンDFイェンス・ノヴォトニー:75票。

メーメト・ショル 「今まで貰った賞の中で一番嬉しいよ。同じ立場の選手が選んだ小だから特別だよ。すごく意味があるよね」
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ブンデスリーガ:第21節

アイントラハト・フランクフルト 1-0 FCエネルギー・コットブス
得点…65分:ホルスト・ヘルト

アイントラハト・フランクフルトのサポーターが、元ドどイツ代表DFロータ・マテ公を監督にしようとしているクラブに、「オレ達を無視してマテ公かよ」とダンマクを掲げて抗議していたらしい(笑)。

腐乱巣カップ2回戦

オリンピック・リヨン 1(4PK3)1 サンテティエンヌ

オランダ・エレ・ディヴィジ

デ・グラーフシャフ・ドーテンヘム 2-1 スパルタ・ロッテルダム
デ・フラーフシャフの得点…36分(PK):ロベルト・フシュ、51分:マリーノ・プロメス
スパルタの得点…49分:アリ・エルハッタビ

ベルギー・ディヴィジオン1:第22節

ラ・リュヴィエール 1-1 クラブ・ブルージュ
アンデルレヒト 2-0 アントワープ
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コパ・リベルタドーレス:Group-2

ウニベルシダ・チレ 0-2 セロ・ポルテーニョ
得点…54分:シルビオ・ガライ、87分:ホルヘ・カンポス

Standings-------P W D L F A Pts
1. セロ・ポルテーニョ(パラグァイ) 1 1 0 0 2 0 3
2. パルメイラス(ブラ汁) 0 0 0 0 0 0 0
3. スポルト・ボーイス(ペルー) 0 0 0 0 0 0 0
4. ウニベルシダ・チレ(チレ) 1 0 0 1 0 2 0
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2002W杯予選アジア地区:Group-4

クウェート 3-0 キルギスタン
得点…61・85分:ヤセム・アル・ホウワイディ、90分:カーラフ・アル・ムタイリ

シンガポール 1-2 バーレーン
シンガポールの得点…65分:モード・ノール・アリ
バーレーンの得点…15・25分:ヤスフ・アーメル・アル・サディ
赤札…66分:ノー・アラム・シャー、ダリス・スパイト(シンガポール)、アブドゥラ・マゾーキ(バーレーン)

Standings---P W D L F A Pts
1. クウェート 3 2 1 0 6 2 7
2. バーレーン 3 2 0 1 4 3 6
3. キルギスタン 3 1 0 2 1 4 3
4. シンガポール 3 0 1 2 2 4 1
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